利用規約

『フリサケ』(以下「本サービス」といいます。)は、株式会社共同通信デジタル(以下「当社」といいます。)が提供するクラウドファンディングサービスです。本サービスを利用することにより、利用者は、利用規約および利用細則(以下、両者をあわせて「本規約」といいます。)、ならびに当社が定めるプライバシーポリシーに同意したものとみなされます。

第1章 総則

第1条(当社が提供するサービス)

本サービスは、第2章に定める会員がプロジェクトオーナーとなり設定したプロジェクトで資金を調達し、会員である支援者が金銭的な支援を提供することができるオンラインプラットフォームです。

第2条(契約当事者)

本サービス上でプロジェクトが成立した場合、プロジェクトオーナーと支援者との間において支援契約が成立します。プラットフォームの提供者である当社は支援契約の当事者ではありません。

第3条(提供されるプロジェクトの類型と成立)

本サービスに掲載されるプロジェクトは「All-In方式」の「購入型プロジェクト」です。
①All-In方式
プロジェクトに対する支援が1円に到達した場合にプロジェクトが成立し、集まった支援金がプロジェクトオーナーに支払われます。
②購入型プロジェクト
プロジェクトが成立した際にプロジェクトオーナーと支援者との間に成立する支援契約が売買契約をはじめとする有償契約であるプロジェクトをいいます。プロジェクトオーナーは、プロジェクト内に応援コースを設定しそれぞれに支援契約の対価であるリターン(以下、「リターン等」といいます。)を定め、支援者に提供します。

第4条(プロジェクト詳細表記と規約の一体性)

本サービスの各プロジェクトにて提示される「プロジェクトに関する条件・詳細表記」などの諸注意は、本規約の一部を構成するものとします。

第2章 会員資格に関する事項

第5条(会員登録)

本サービスは、会員登録手続きを行わずにサイトを閲覧することができます。ただし、本サービスの機能の一部を利用するには、会員登録手続きを行う必要があります。

第6条(会員登録資格)

本サービスへの会員登録を行うためには、以下の条件を満たす必要があります。当社は必要に応じで、条件を満たしていることを確認するための資料の提出をお願いすることがあります。
①法人または成年年齢以上の個人であること(未成年者である場合は、法定代理人の個別の同意が確認できればよいものとします。)
②法人の場合、日本国内に本店所在地があり、電話番号(携帯電話番号を含む)および本人名義の銀行口座を持っており、日本国内で登記されていること。個人の場合、日本国内に住所を有し、電話番号(携帯電話番号を含む)、本人名義の銀行口座および公的機関が発行している身分証(運転免許証、パスポート、健康保険証等)もしくは学生証を持っていること。
ただし、これに限らず、法人個人を問わず、当社が個別に認めた場合に限り、会員登録を行うことができる。

第7条(会員登録手続き)

第1項
本サービスの会員となるには、本規約および当社のプライバシーポリシーに同意のうえ、当社の提供する入力フォームに所定の情報を提供する会員登録申込み手続きが必要です。申込みあたって、入力者は正確かつ完全な情報を提供することに同意します。同一人が複数の会員登録をすることはできません。

第2項
前項の申込みに対して当社が承諾をした場合、承諾をした時点をもって会員登録手続は完了し、会員としての地位を取得します。なお、当社は、次の場合には申込みに対する承諾を行いません。
①申込みの際に当社に提供された情報(以下「登録情報」といいます。)の全部または一部につき虚偽、誤記または記載漏れがあった場合
②過去に会員資格を停止された、または停止事由に該当したことが判明した場合
③第24条に定める確約事項に違反するおそれが認められる場合
④第29条1項に定める事由が認められる場合
⑤その他、当社が登録を適当でないと判断した場合

第3項
当社は、前項にもとづき承諾をしない場合において、申込者にその理由を開示する義務を負いません。

第8条(登録情報の変更等)

第1項
会員は、会員登録申込みの際に当社に提供した登録情報に変更があった場合は、遅滞なく当社に変更後の情報を提供するものとします。

第2項
会員は、当社から本人確認書類その他会員資格に関する情報の開示を求められた場合は、これに応じるものとします。

第9条(会員IDおよびパスワードの管理)

第1項
会員は、当社が会員に付与する会員ID、パスワード等(以下「会員ID等」といいます。)を厳重に管理するものとします。

第2項
会員は、会員ID等を第三者に利用させ、または譲渡もしくは担保設定その他の処分をすることはできません。

第3項
会員ID等の管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等による損害の責任は会員が負うものとします。

第4項
会員は、会員ID等が第三者に漏えいした場合、あるいは第三者に使用されている疑いのある場合には、その旨を直ちに当社に連絡するとともに、当社の指示がある場合にはこれに従うものとします。この場合、当社は会員ID等を不正アカウントとして停止することができるものとします。

第10条(退会/資格の停止、抹消)

第1項
会員は、当社が定める所定の手続きにより退会することができます。

第2項
会員が死亡した場合その他会員資格の利用が不可能となる事由があったときは、当社は、当該会員がその時点で退会したものとみなし、会員ID等の利用を停止します。

第3項
当社は、会員に以下の事由がある場合、何ら事前の通知または催告をすることなく、会員資格を一時停止し、または会員登録を抹消することができるものとします。
①会員ID等および本サービスを不正に利用しまたは使用させた場合
②当社に提供された登録情報の全部または一部につき虚偽、誤記または記載漏れがあった場合
③当社、本サービスの利用者、その他の第三者に損害を生じさせるおそれのある目的または方法で本サービスを利用、または利用しようとした場合
④手段の如何を問わず、本サービスの運営を妨害した場合
⑤支払債務を期限までに履行しなかった場合
⑥会員に対し、差押、仮差押、仮処分、強制執行、破産、民事再生、会社更生、特別清算の申し立てがなされた場合、または、会員が自ら破産、民事再生、会社更生、特別清算の申し立てをした場合
⑦禁固以上の法定刑が定められた罪を犯した疑いがある場合
⑧登録したメールアドレスや電話番号が不通となり、当社からの連絡がとれなくなった場合
⑨当社が定める期間内に本サービスの利用がなかった場合
⑩本規約の条項に違反していることが認められる場合
⑪その他、会員として不適格と当社が判断した場合

第4項
プロジェクトが成立したのち、当社からプロジェクトオーナーに対して支援金の支払いが完了する前に、会員が前項の各号に該当することが判明した場合、当社は支援契約が成立しなかったものとみなすことができるものとし、以下の対応を行います。
①当該会員が支援者の場合は、当該支援申込みを無効とし、支払い済みの支援金は当社の定める手続きにより返金します。
②当該会員がプロジェクトオーナーの場合は、プロジェクトを無効として成立を取り消し、プロジェクトの掲載を直ちに中止します。この場合、当社は、支援金の決済手続きが完了している支援者に対して、当社が送金手数料を負担して支援金を返金するものとしますが、支援者は当社の返金手続に協力するものとします。

第5項
当社は、本条に基づき当社が行った行為により会員に生じた損害について一切の責任を負いません。

第3章 プロジェクトオーナーに関する事項

第11条(プロジェクトオーナーの資格)

プロジェクトオーナーとしてプロジェクトを設定し、支援者からの支援を募集するには、第7条に定める会員登録手続きが必要になります。

第12条(プロジェクトの設定)

第1項
プロジェクトオーナーとして支援を募集するには、当社が定める事項を所定の入力フォームに入力して申込みをするものとします。プロジェクトの申込者は、当社からの個別の求めがある場合には、別途必要な情報や書類の提出をしなければなりません。

第2項
当社は、次の事情が判明した場合には、申込みにかかるプロジェクトの掲載を不承認とすることがあります。
①会員資格を有することが確認できない場合
②申込み時に申請した情報に事実に反する内容が含まれている場合
③プロジェクトまたはリターン等の内容が第15条3項に抵触する場合
④申込者が本規約の条項に違反していることが認められる場合
⑤その他、当社がプロジェクトの掲載が不適当であると判断した場合

第3項
プロジェクトが掲載された後において、前項の各号記載の事情が明らかとなった場合、当社は当該プロジェクトの掲載を不承認とし、掲載を中止することがあります。また、募集期間および支援が終了したプロジェクトの掲載を継続するか否かは当社の任意の判断によるものとします。

第4項
プロジェクトが掲載された後において、第2項各号記載の事情が合理的に疑われる場合、当社は、事実関係の確認に必要な間、プロジェクトの掲載を一時中止することがあります。プロジェクトオーナーは、当社の事実関係の確認に必要な協力をしなければなりません。

第5項
当社は、第2項から第4項に定める事情により、申込みを不承認または掲載を中止した場合において、その理由を開示する義務を負いません。

第6項
当社は、本条に基づき当社が行った行為により申込者またはプロジェクトオーナーに生じた損害について一切の責任を負いません。

第13条(リターン等の提供)

第1項
プロジェクトオーナーは、支援者が支援する金額に応じて、あらかじめその額の範囲内のリターン等を設定しなければなりません。

第2項
プロジェクトオーナーは、プロジェクトが成立した場合、各プロジェクトのリターン等の履行時期を本サイト上に明示した上でリターン等の履行を行うものとします。諸般の事情により遅延・遅配が生じる場合は、プロジェクトオーナー自らが該当する支援者へ連絡を行うものとし、当社はかかる遅延・遅配について一切責任を負わないものとします。

第3項
プロジェクトオーナーは、リターン等についての問い合わせ等があった場合には、当該問い合わせに対し、自らの責任で誠実に回答するものとします。

第4項
プロジェクトオーナーは、リターン等の変更や中止ができないものとします。やむを得ない事情によりリターン等の内容の変更等が必要な場合には、自己の責任で支援者の個別の同意を得るものとし、同意を得られた範囲内においてのみリターン等の変更を行うものとします。

第5項
プロジェクトオーナーは、リターン等の提供のために支援者の個人情報(住所、電話番号、メールアドレス等)が必要となる場合、当社の定める方法により当該情報を取得するものとします。支援者の個人情報は、支援者の同意がある場合を除き、リターン等の履行およびプロジェクトに関連する活動に関して必要な範囲でのみ利用できます。また、取得した個人情報の管理はプロジェクトオーナーが責任を持って行うものとし、当社は情報の漏えい等のトラブルにより生じる損害については一切責任を負いません。

第6項
プロジェクトオーナーは、活動レポート機能を利用することができます。

第14条(プロジェクトオーナーの義務)

第1項
プロジェクトオーナーは、プロジェクトにおいて、その目的や活動等の内容を具体的に特定する必要があります。また、プロジェクトに掲載する期間、リターン等の内容や支援額との関係等について、相互に矛盾または誤解を招く内容の記載をすることはできず、プロジェクトの内容と関係性の認められない画像は使用できません。

第2項
プロジェクトオーナーは、いかなる理由においても他者(個人・法人を含む)へのなりすましをすることはできません。 プロジェクトオーナーは、プロジェクト申請および掲載において個人・団体の名称を含む事実関係のすべてについて真実の記載をしなければなりません。

第3項
プロジェクトオーナーは、プロジェクトの掲載において第三者の著作権、肖像権、パブリシティ権、その他の権利を侵害してはならないものとし、著作権者その他の権利者が存在する文章、写真その他の画像・動画を掲載する場合は、これらの権利者の承諾を得るなど必要な権利処理を行うものとします。

第4項
プロジェクトオーナーは、掲載するプロジェクトを、自らが主体として遂行するものとし、プロジェクト成立の際にはリターン等の実行が確実であることが求められます。実行が不確実なプロジェクトおよびリターン等の掲載はできません。

第5項
プロジェクトオーナーは、プロジェクトが成立した場合、あらかじめ設定したリターン等を支援者に対して提供する義務を負います。

第15条(法令の遵守、禁止事項)

第1項
プロジェクトオーナーは、プロジェクトの掲載およびリターン等の提供を行うにあたり、特定商取引に関する法律、不当景品類及び不当表示防止法、その他関係法令を自らの責任において遵守しなければなりません。

第2項
プロジェクトオーナーは、リターン等の提供を行うにあたり、該当する関係法令で表示が義務付けられている事項について、プロジェクトページもしくはプロジェクトオーナーとなるプロフィールページ等のプロジェクトページからリンクで遷移できるページに掲載する必要があります。

第3項
プロジェクトやリターン等の内容が下記に該当する場合には、本サービスへの掲載を禁止します。
①プロジェクトやリターン等の内容が、法令違反に該当またはそのおそれのある場合
②プロジェクトやリターン等の内容について、金融商品取引法が適用されるまたはそのおそれのある場合。また、資金決済法に定める前払式支払手段(ただし、当社が個別の事情を勘案して掲載を妥当と判断した場合において、資金決済法等の法令上問題が無いことが確認されたときを除く)もしくは暗号資産に該当するまたはそのおそれがある場合。
③プロジェクトやリターン等に関して、犯罪を助長するおそれあるいは道徳上の観点から当社が不適切と判断する商品やそれに関するサービスの提供である場合
④プロジェクトやリターン等の内容が、国籍、民族、人種、社会的身分、性別、思想、信教、病歴、教育、年齢などによる差別的表現行為に該当、またはそのおそれのある内容を含む場合
⑤プロジェクトやリターン等の内容が、青少年の保護・育成の観点から不適切な物やサービスの提供や表現であると認められる場合
⑥政治活動や宗教活動を目的とする、またはそのおそれがあると認められる場合
⑦その他、当社がプロジェクトの掲載を不適切であると判断する場合

第4項
プロジェクトオーナーは、支援者を選別することはできません。ただし、当社がこれを合理的と判断したときはこの限りではありません。

第5項
プロジェクトオーナーは、自らのプロジェクトの支援者となることはできません。

第6項
プロジェクトオーナーは、募集期間中、他社のクラウドファンディング等を利用して同一のプロジェクトを実施することはできません。

第16条(プロジェクトオーナーによるプロジェクトのキャンセル)

第1項
本サービスに掲載が開始されたプロジェクトは、当社の承諾なく掲載を取り下げること、および、募集期間や目標金額、リターン等の内容や金額を変更することはできません。ただし、やむを得ない理由でプロジェクトの継続ができないとプロジェクトオーナーが判断し、プロジェクトオーナーが速やかに当社にその旨を通知した上、当社が承諾した場合に限り、プロジェクトの掲載を終了することができます。この場合、プロジェクトオーナーは、当社が利用細則で定めるキャンセル手数料の支払いについてあらかじめ了承するものとします。

第2項
前項の場合、プロジェクトオーナーは当社の定める方法で支援者にキャンセルの経緯を説明した上、支援者からの個々の問い合わせについて責任をもって対応することとします。

第17条(支援契約に関するトラブル)

第1項
プロジェクト支援に関して発生する支援契約当事者間でのトラブル、返金要求、その他紛争については、支援契約の当事者であるプロジェクトオーナーと支援者との間で解決するものとし、当社はこれに関して一切責任を負いません。

第2項
当社は、本サービスの健全性を確保するため、支援契約に関するトラブルに関して支援契約の当事者であるプロジェクトオーナーと支援者に事実関係の確認をする場合があります。この場合、プロジェクトオーナーと支援者は当社の事実確認に協力するものとします。

第18条(支援金の収納代行、支払い)

第1項
プロジェクトオーナーは、当社に対して、支援者から支払われる支援金をプロジェクトオーナーに代わって受領するための代理受領権限を付与することに同意するものとします。当社が、支援契約に基づき支援者より支払われる支援金を、プロジェクトオーナーに代わって受領した時点で、支援者の支援金支払義務の履行が完了したものとします。

第2項
当社は支援者から支払われる支援金の取扱いに関し、支援者の入金に関する情報管理を含む事務処理を当社以外の第三者に委託することができるものとします。この場合、第三者が支援金を受領した時点をもって前項の当社が受領した時点とみなします。

第3項
当社および当社が業務を委託する第三者は、保有する会員の情報を厳正に管理し会員のプライバシー保護のために十分に注意を払うとともに、会員の情報をその目的以外に使用しないものとします。

第4項
当社は、プロジェクトが成立した場合、プロジェクトオーナーに対し、当社所定の方法にてプロジェクトオーナーに代わって受領した支援金を支払います。この場合の振込手数料は当社の負担とし、支援金の支払い方法・時期は利用細則において定めるものとします。

第5項
プロジェクトが成立した場合、プロジェクトオーナーは、当社に対して、手数料として支援総額の一定割合の金額を支払う義務を負うものとします。当社は、プロジェクトオーナーへの支援金の支払に際して、プロジェクトオーナーが当社に支払うべき手数料その他の一切の債務を差し引くものとします。手数料の割合およびその支払方法・時期は利用細則において定めるものとします。

第4章 支援者に関する事項

第19条(支援者の資格)

支援者としてプロジェクトを支援するためには、第7条に定める会員登録手続きを経るものとします。

第20条(支援申込みの方法)

第1項
会員は、当社の定める方法によりプロジェクトの支援を申し込むことができるものとし、支援の申込みが完了した時点で、プロジェクトは成立し、プロジェクトオーナーと支援者との支援契約が成立します。

第2項
会員は、支援の申込みをするにあたり、対象のプロジェクト毎に本サービス上で提示されるプロジェクトに関する条件・詳細表記、購入対象となるリターン等の内容、ならびに当社が定める支援金の支払い方法を理解のうえ同意するものとし、支援の申込みをした会員はこれに同意したものとみなします。

第3項
当社は、支援契約が成立した時点で、プロジェクトページ内に当該支援者の支援状況を表示することができるものとしますが、表示の義務を負うものではありません。

第21条(支援金の支払い方法)

第1項
支援者は当社の定める方法により支援金の支払い行います。支援金は、プロジェクトオーナーより代理受領権限を付与された当社が代わりに受領します。支援者が、当社に対して支援金の支払いを行い、当社が支援金を受領した時点をもって、支援者の支援金の支払は完了します。

第2項
当社は支援者から支払われる支援金の取扱いに関し、支援者の入金に関する情報管理を含む事務処理を当社以外の第三者に委託することができるものとします。この場合、第三者が支援金を受領した時点をもって前項の当社が受領した時点とみなします。

第22条(リターン等の取得)

第1項
プロジェクトが成立した場合、支援者は、当社所定の方法による支援金の決済手続きが完了することを条件として、プロジェクトオーナーに対し、各プロジェクトにおいて定められたリターン等を得る権利を有するものとします。

第2項
リターン等の履行は、プロジェクトオーナーが支援契約に基づいて履行責任を負うものであり、当社は、リターン等の履行責任、およびリターン等の不履行による損害賠償責任を負いません。

第23条(キャンセル規定等)

第1項
支援者は、支援申込みをキャンセルすること、ならびに選択したリターン等の変更・キャンセル・返金要求はできません。ただし、法令により認められる場合に限り、支援のキャンセルが可能となります。

第2項
プロジェクトが第16条により募集期間中にキャンセルされた場合、または前項に基づいて支援がキャンセルされた場合、当社は、当社所定の方法による支援金の決済手続きが完了している支援者に対して、プロジェクトオーナーへの送金前である支援金を返金します。この場合の送金手数料は、当社が負担するものとしますが、支援者は当社の返金手続きに協力するものとします。

第3項
プロジェクトの掲載が第12条3項により中止された場合も前項と同様とします。

第4項
プロジェクトの募集期間の終了後、プロジェクトが進行不可能となった場合やリターン等の履行遅延・履行不可能となった場合などいかなる理由を問わず、当社は支援金を返金する義務を負いません。ただし、当社は、プロジェクトオーナーへの送金前である支援金については支援者に対して返金します。この場合の送金手数料は、当社が負担するものとしますが、支援者は当社の返金手続きに協力するものとします。

第5章 会員に関する事項

第24条(反社会的勢力等の排除)

第1項
会員は、会員登録申し込み時および将来にわたり、自らおよびその親会社、子会社、関連会社の役員(名称の如何を問わず、経営に実質的に関与しているものをいいます。)および従業員が、暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなったときから5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業または団体、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団等、その他これらに準ずる者(以下、あわせて「反社会的勢力等」といいます。)でないこと、ならびに、自らおよびその親会社、子会社、関連会社の役員および従業員が次の各号のいずれかにも該当しないことを確約することとします。
① 反社会的勢力等が経営を支配していると認められる関係を有すること
② 反社会的勢力等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
③ 自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る目的、または第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に反社会的勢力等を利用していると認められる関係を有すること
④ 反社会的勢力等に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
⑤ 役員または経営に実質的に関与している者が反社会的勢力等と社会的に非難されるべき関係を有すること
第2項
会員は、自らまたは第三者を利用して、暴力的な要求行為、法的な責任を超えた不当な要求行為、本サービスに関して脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為、風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて当社の信用を毀損しまたは当社の業務を妨害する行為、その他これらに準ずる行為を行わないことを確約することとします。

第3項
会員が第1項または前項の確約事項に違反する場合、当社は、当該会員に対して、直ちに本サービスの提供を停止するものとします。この場合、会員に損害等が生じた場合でも、当該損害等について、当社および決済代行事業者、その他の第三者に一切の賠償請求をすることはできません。

第25条(機密保持)

第1項
会員は、本サービスの利用に関連して当社から書面、口頭または記録媒体等により開示を受けた当社の技術上、営業上その他業務上の一切の情報(以下「機密情報」といいます)を、本サービス利用の目的のみに利用するものとし、当社の事前の書面による承諾なしに複製および第三者に開示もしくは漏洩しないものとします。ただし、以下の情報は機密情報に含まれないものとします。
① 当社から開示を受けた際、既に会員が保有していた情報
② 当社から開示を受けた際、既に公知となっている情報
③ 当社から開示を受けた後、会員の責めによらずに公知となった情報
④ 正当な権限を有する第三者から適法に取得した情報
⑤ 当社から開示された情報によることなく会員が独自に開発・取得していた情報

第2項
前項の定めに拘わらず、会員は、法律または裁判所もしくは政府機関の命令、要求または要請に基づき開示を求められた場合、当該命令等に従い、対象となる機密情報を開示することができます。ただし、会員は、当該命令等を受けた旨を速やかに当社に通知しなければならず、また、開示する機密情報を最小限にとどめるように努めなければなりません。

第3項
会員は、機密情報を記載した文書または磁気記録媒体等を複製する場合には、事前に当社の書面による承諾を得ることとし、複製物の管理については第1項に準じて厳重に行うものとします。

第4項
会員は、当社から求められた場合にはいつでも、遅滞なく、当社の指示に従い、機密情報ならびに機密情報を記載または包含した書面その他の記録媒体物およびその全ての複製物を返却または廃棄しなければなりません。

第26条(地位の譲渡等)

第1項
会員は、当社の書面による事前の承諾なく、本規約上の地位または本規約に基づく権利もしくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできません。

第2項
当社は本サービスにかかる事業を他社に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴い本規約上の地位、本規約に基づく権利および義務ならびに会員の登録情報その他の情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡することができるものとし、会員は、かかる譲渡につき本項において予め同意したものとします。なお、本項に定める事業譲渡には、通常の事業譲渡のみならず、会社分割その他事業が移転するあらゆる場合を含むものとします。

第27条(連絡/通知)

会員は、本サービスに関する案内、システムメンテナンスに関する告知、その他当社から会員に対する連絡または通知は、Eメール等当社の定める方法で配信することを了承するものとします。当社から会員に対する連絡または通知は、会員が当社に申請した連絡先に発信することにより、会員に通常到達すべきときに到達したとみなされるものとします。

第28条(免責)

第1項
本サービスは、会員が、プロジェクトオーナーまたは支援者として取引を行う場を提供するものであり、会員に対して、プロジェクトが予定通り実行されることを保証するものではありません。

第2項
当社が会員に対し、何らかの理由により損害賠償責任を負う場合であっても、当社は故意、重過失がある場合を除き、会員の逸失利益、間接損害、特別損害、拡大損害、弁護士費用等を賠償しないものとし、損害賠償額は会員が当社に本サービスの対価として支払った総額を限度とします。

第3項
会員は、本サービスの利用に関連して課税が生じることがあることを認識して本サービスを利用するものとします。当社は、当該課税に関し一切関与しないものとし、課税の有無や課税額等については、会員自らが、自らの責任で確認および対応するものとします。

第6章 サイト閲覧者を含む全ての利用者に関する事項

第29条(禁止行為)

第1項
利用者は、本サービスの利用にあたって、以下各号のいずれかに該当する行為、あるいはそのおそれがある行為を行ってはならないものとします。
①本サービスを不正の目的をもって利用する行為
②当社、他の利用者、その他の第三者の知的財産権、肖像権、パブリシティ権その他の権利を侵害する行為
③当社、他の利用者、その他の第三者の名誉もしくは信用を毀損し、またはプライバシーを侵害する行為
④詐欺等の犯罪に結びつく行為
⑤コンピュータウイルスなど有害なプログラム等を送信もしくは提供する行為、または推奨する行為
⑥当社、他の利用者、その他の第三者の情報を改ざん、消去する行為
⑦当社、他の利用者、その他の第三者の設備を不正に利用し、またはその運営に支障を与える行為
⑧法令、本規約または公序良俗に違反する行為
⑨本サービスの運営を妨害する行為
⑩その他当社が不適当と判断する行為

第2項
利用者が前項各号のいずれかに該当する行為を行ったことにより、当社が何らかの損害を被った場合、当社は当該利用者に対して損害賠償の請求ができるものとします。

第30条(個人情報の取扱い)

第1項
当社は、利用者から提供された個人情報を本サービスの提供に必要な範囲および当社プライバシーポリシーで定められた目的の範囲で使用することができるものとし、利用者は、当社プライバシーポリシーに従って当社が会員から提供された個人情報を取扱うことについて同意します。

第2項
支援者は、本サービス上で支援契約が成立した場合、プロジェクトオーナーに対して、リターン等の提供およびプロジェクトに関連する活動を利用目的として、支援者の氏名、住所、支援額、選択したリターン等の内容、プロジェクトオーナー宛のメッセージ、その他、リターン等の履行に必要な情報を提供することに同意するものとします。また、第三者を通じてリターン等を履行する場合、当該第三者に対して、支援者の氏名、住所、その他、これに必要な情報を提供することに同意するものとします。

第3項
当社は、プロジェクトオーナーによるリターン等の不履行に備えて保険に加入した場合、当該保険金の請求手続きを目的として手続きに必要な範囲で、会員の氏名、住所、プロジェクト内容、支援内容等の必要な情報を提供する場合があり、会員はこの情報提供について同意するものとします。

第4項
当社は、当社プライバシーポリシーで定める場合または個別に利用者から同意を得る場合において、利用者の個人情報を第三者と共同利用する場合があります。

第31条(本サービスの変更、追加または廃止)

第1項
当社は、いつでも本サービスの内容を変更、追加(以下「変更等」といいます。)または廃止することができるものとします。本サービスの変更等が利用者に重大な影響を及ぼす場合は、当社ウェブサイトに当該変更等の内容を掲載してお知らせします。また、本サービスの廃止は、当社所定の方法により事前に利用者に通知するものとします。

第2項
当社は、本条に基づき当社が行った措置により利用者に生じた損害には一切責任を負いません。

第32条(本サービスの停止)

当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、利用者に事前に通知することなく、本サービスの一部または全部を停止または中断することができるものとし、当該停止または中断により利用者に生じた損害には一切責任を負いません。
①本サービス提供のための装置、システムの保守または点検を行う場合
②火災、停電、地震、天災、システム障害等により、本サービスの運営が困難な場合
③その他、当社が停止または中断をやむをえないと判断した場合

第33条(免責)

第1項
本サービスに関連して、プロジェクトオーナーと支援者の間を含む、利用者同士の間で生じたトラブルに関しては、利用者の責任において処理および解決するものとし、当社はかかる事項について一切責任を負わないものとします。

第2項
本サービスは、外部SNSサービスと連携することがありますが、かかる連携を保証するものではなく、本サービスにおいて外部SNSサービスと連携できなかった場合でも、当社は一切の責任を負いません。本サービスが外部SNSサービスと連携している場合において、利用者は外部SNSサービスの利用規約を自己の費用と責任で遵守するものとし、利用者と当該外部SNSサービスを運営する外部SNS事業者との間で紛争等が生じた場合でも、当社は当該紛争等について一切の責任を負いません。

第3項
当社は、利用者が本サービスを利用する際に、コンピュータウイルスなど有害なプログラム等による損害を受けないことを保証するものではありません。

第4項
当社は、利用者が本サービスを利用する際に使用するいかなる機器、ソフトウェアについても、その動作保証を一切しないものとします。

第5項
当社は、利用者が本サービスを利用する際に発生する通信費用について、一切負担しないものとします。

第6項
本サービスの基準時間は、当社のサーバー、システムで管理する時間とし、実際の時間や本サービスで表示する時間とは一致しないもしくは動作しない場合があります。利用者はあらかじめこれを了解の上で本サービスを利用するものとします。

第34条(権利帰属)

第1項
当社ウェブサイトおよび本サービスに関する所有権および知的財産権は全て当社または当社にライセンスを許諾している者に帰属しており、本サービスの利用許諾は、これらの権利の使用許諾を意味するものではありません。利用者は、いかなる理由によっても当社または当社にライセンスを許諾している者の知的財産権を侵害するおそれのある行為(逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリングを含みますが、これに限定されません。)をしないものとします。ただし、プロジェクトについてプロジェクトオーナーが提供した写真等の素材やプロジェクトの対象となる商品またはサービスについての権利は、プロジェクトオーナーまたはプロジェクトオーナーにライセンスを許諾している者に留保されるものとします。

第2項
当社ウェブサイトまたは本サービスにおいて、利用者が投稿その他送信を行った文章、画像、動画その他のデータ(前項ただし書きに定めるものも含む)については、当社において、無償で自由に利用(複製、複写、改変、第三者への再許諾その他のあらゆる利用を含みます。)することができるものとします。

第3項
利用者は、プロジェクト内容について、当社、プロジェクトオーナーその他の第三者の名誉その他の権利ないし利益を侵害するものでない限り、当社の定めるプロジェクトのURLおよび埋め込みコード、プロジェクトタイトル、プロジェクト概要のテキストおよび画像、プロジェクトオーナーのプロフィールをインターネットおよび外部SNSサービス上で転載することができるものとします。また、これら以外の紙面媒体等への転載については、当社の承諾を得るものとします。

第35条(本規約の変更)

当社は、当社ウェブサイト上に公開する方法で本規約を変更する旨および変更後の本規約の内容をユーザーに周知することにより本規約を変更することができるものとし、公開の時点をもって変更の効力が生じるものとします。ただし、変更内容がユーザーに重大な影響を及ぼすと当社が判断する場合には、当社は、合理的な予告期間をもって効力発生日および上記変更事項を周知するものとします。

第36条(一部無効等)

第1項
本規約の一部が法令に基づいて無効と判断された場合であっても、本規約のその他の規定は有効とします。

第2項
本規約の一部がある利用者との関係で無効とされ、または取り消された場合でも、本規約はその他の利用者との関係では有効とします。

第37条(準拠法および合意管轄)

第1項
本規約の準拠法は日本法とします。

第2項
本規約に関して当社と利用者の間で何らかの紛争が生じた場合、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

以上

2021年10月18日制定
2023年4月3日改定

利用細則

第1条(プロジェクトオーナーに発生する手数料)

第1項
会員がプロジェクトオーナーとしてプロジェクトを設定し、支援者からの支援を募集する際の、本サービスの手数料は支援金総額の15%(消費税別途)とします。

第2項
手数料等の支払時期は、第3条に定める支援金の支払日と同日とします。

第3項
プロジェクトオーナーが当社に支払うべき手数料その他の一切の債務は、第3条に定める支援金の支払額から差し引くものとします。

第2条(プロジェクトのキャンセル)

第1項
本サービスのプロジェクトが利用規約に基づきキャンセルされた場合の手数料は、10,000円(消費税別途)とします。この場合、当社は、キャンセル処理に先立ちプロジェクトオーナーにキャンセル料を請求します。

第2項
プロジェクトオーナーは、当社からのキャンセル料の請求を受けた後、速やかに当社の指定する銀行口座に振り込む方法によりキャンセル料を支払うものとします。

第3条(支援金の支払い詳細)

当社は、各プロジェクトが募集期間内に成立した場合、募集期間終了日が属する月の翌月末日を期限として、プロジェクトオーナーがプロジェクト申込み時に指定した銀行口座に振り込む方法により、支援金をプロジェクトオーナーに支払うものとします。この場合の振込手数料は当社が負担します。

以上