世界選手権

小さい頃から様々なスポーツを経験してきました。
中でも最も良い成績を残せたのがクロスカントリースキー。
以来クロスカントリースキーを真剣に取り組んできました。
高校生の時からは強くなりたい一心で、周りの方々に多くのサポートをうけ、今に続いてます。
W杯などの世界大会で日本人の優勝者は未だおらず、良い成績を出すために環境を整えたいと思ってます。
そして、今まで大きな怪我もなく、42歳という年までW杯に出場し続けることができ、2022年12月、ノルウェーでの第2戦20kmクラシカルではトップと8秒差の12位という成績を出すことができました。
日本でクロカンをしている方々によろこんでいただけることを励みに挑んでます。
W杯に出場するのにも選手の自己負担があり、他の強豪国と比べると環境の違いを感じます。
種目・選手によって異なりますが、遠征費用は全額補助されるわけではありません。
これを書いている12月下旬は自分たちで手配したオーストリアのアパートに宿泊し、自炊で合宿を行っています。
サポートスタッフに支払う費用があれば、ホテルなどの宿泊施設の手配や車の運転、食材の買い出し、身体のメンテナンス、練習時の動画撮影などをお任せし、自分たちはスキーに集中することができます。
そこまでの費用はありせんので、選手のみでの合宿です。
↑少し前の写真ですが、トレーニング後、着替える間も無く自炊してます(笑)
より良い成績を出せるよう、応援していただけると非常に嬉しいです。
<直近の主な成績>
2009.3 W杯(スウェーデン)トロンハイム 30km C Mst 3位
2010.12 W杯(スイス)ダボス 10km C 6位
2010.12 W杯(フランス)ラ・クリュサ Rel 4×5km M 5位
2012.2 W杯(チェコ)ノヴェー・ムニェスト・ナ・モラヴィエ 15km C Mst 5位
2012.2 W杯(ポーランド)シュクラルスカ・ポレンバ 10km C 6位
2012.3 W杯(ノルウェー)オスロ 30km C Mst 5位
2012.12 W杯(カナダ)キャンモア Skiathlon 7.5/7.5km C/F 5位
2012.12 FIS Far East cup 音威子府 5km C/F 優勝
2013.1 W杯(フランス)ラ・クリュサ 10km C Mst 4位
2013.3 W杯(ノルウェー)オスロ 30km F Mst 5位
2013.9 ローラースキーW杯(フランス)ポンタルリエ 5km F Prologue Uphill 4位
2014.12 FIS Far East cup 音威子府 5km C 優勝, 5km F 2位
2015.12 FIS Far East cup 音威子府 5km C/F 優勝
2016.12 FIS Far East cup 音威子府 5km C/F 優勝
2017.1 FIS Far East cup 5km C/F, SP 1.4km F, 10km F 優勝
2017.2 W杯(韓国)平昌 Skiathlon 7.5/7.5km C/F 3位
2017.12 FIS Far East cup 音威子府 5km C/F 優勝
2018.1 FIS Far East cup 5km C 優勝
2019.1 全日本スキー選手権大会 SP 1.4km F, 5km C, 10km F 優勝
2019.3 全日本スキー選手権大会 30km C 優勝
2019.12 FIS Far East cup 音威子府 5km C/F 優勝
2022.4 上山坊平高原FIS Spring cup INV 優勝
小学校の冬の体力づくりとして、クロスカントリースキーに出会いました。
放課後はスキーの練習を毎日行なっていました。
地元は農家が多く、お父さんたちがコーチやコース設営、お母さんたちが温かい甘酒や温かい砂糖水を用意してくれて、練習後は暖かさが沁みました。
雪降りの日はみんなで「練習したくない」と言っても許されるような、ゆるい環境でしたが、だからこそ今まで競技を続けてこられたのだと思っています。
高校は、強豪校へ進学のために旭川で下宿することになり、より真剣に取り組むようになりました。
・W杯、世界選手権出場費用
・海外自己遠征費用
(特に今は、飛行機代金・宿泊代金が非常に高価になっているので負担が増しています。)
SAJ令和5承認第00239号