ソサイチ日本代表・W杯を終えて
こんにちは!
Verdadeiro【ヴェルダデイロ】FSC
主将・福田朔良(フクダサクラ)です。
今回は、私がソサイチ日本代表として参加したソサイチのW杯
『FOOTBALL 7 WORLD CHAMPIONS CUP 2023(9/7〜9/11:メキシコ🇲🇽・プエブラ開催)』
についての活動報告をさせていただきます。
メキシコで行われたソサイチW杯。
今回私は日本代表に初選出していただき、チームを代表して、日の丸を背負ってW杯に参加しました。
このW杯は、世界的な7人制サッカー組織の一つであるThe Football 7 Federationという団体が主催・運営を行っています。
The Football 7 Federationによって招待された、南米中心の16カ国が参加し、アジアからは日本のみの参加となりました。
日本代表活動
日本国内でのトレーニングは3回。
限られた時間の中でチームとして準備をし、怪我人が出るなどアクシデントがありながらも、本大会に向けて調整を行いました。
9月5日に日本(成田空港)を出発し、現地(メキシコシティ)に9月5日12時30分(※現地時間)に到着しました。
その日はトレーニングはなく、そのままホテルに入りました。
翌日、現地の大学のグラウンドを借り、1時間半程トレーニングをしました。
現地で初めて動きましたが、メキシコは標高が高く気圧の関係もあり、運動後は頭痛に悩まされました。
日本でハイアルチ(高地環境でトレーニングできる施設)で走っていましたが、全く別の環境でした。笑
いよいよW杯開幕。
初戦の相手はウルグアイ🇺🇾
警察の誘導を受けて試合会場まで移動し、会場は日本では味わえないような雰囲気でかなり盛り上がってました。
初戦🇺🇾は5対1で勝利。
日本のW杯初勝利を味わうことができ、感慨深かったです。
大会2日目は2試合。
どちらか勝てば予選突破の大事な試合でした。
相手は開催国メキシコ🇲🇽
開催国ということもあり、会場は大勢の人で埋め尽くされ、試合中声が通りませんでした。
全体的に間伸びしすぎて、前線の選手に縦パスを入れられ、押し込まれる時間帯が多く、苦しい試合展開。
守備がはまらないことで失点を重ねてしまい、終わってみれば1対7という大敗。
悔しい結果でしたが、グループ突破をかけて次のコスタリカ🇨🇷戦に挑みました。
大敗してしまったメンタル面と1試合目の疲労もあり、非常に難しい試合展開になりました。
自分のミスからの失点もあり、2対5で敗戦。
この時点で予選敗退が決まりました。
大会3日目は、11位決定戦としてカナダ🇨🇦戦に挑みました。
最後ということもあり、全体的にリラックスしてゲームに入れました。
この試合、私は先制ゴールを奪うことができました。
世界を舞台に得点できたことは非常に嬉しく、素晴らしい体験ができました。
結果は5対1で勝つことができ、日本の初のW杯は11位という結果で終えました。
メキシコ滞在6日目の午前は現地を観光し、午後はメキシコ🇲🇽対ブラジル🇧🇷の決勝戦を観戦しました。
私たちが大敗したメキシコと、ソサイチ発祥の国・ブラジルの試合は、想像を遥かに超越した激闘でした。
球際の強さ、プレッシャーの速さ、守備の強度、相手との駆け引き全てがトップレベルで、一言で言うと『全く違う競技』でした。
結果は0対0のPK戦の末、開催国メキシコ🇲🇽が優勝しました。
ソサイチ日本代表・W杯を経験してみて
日本のソサイチの現状のレベル、戦術面、守備面での課題。そして何より自分自身の技術面やメンタル面での課題が分かりました。
悔しさもありましたが、日本を代表しているのにという情けなさの方が大きかったです。
一枚剥がせる大切さ、背負われた時の対応、1対1の弱さ、自分の持ち味を出せない弱さ。
こう言う課題が明白に分かりました。
この年齢で日本代表になりW杯を経験できたことはこれからの日本ソサイチに還元していかないといけないのとチームに帰って還元しないといけません。
何年後かに自分が中心となり今回経験したことを活かしてメキシコ🇲🇽ブラジル🇧🇷を倒して世界を取りに行きます。
日本から応援して下さった皆様、スポンサーをしてくださった企業様、ユニフォームなどを購入して下さった皆様、監督、コーチ、スタッフ、選手の皆さん全員に感謝したいです。
ありがとうございました!!