1/30 スキージャンプとアルペンスキーの繋がり。
1月29日はオフだったのでアルペンスキーをしにキロロスキー場に行ってきました。
アルペンスキーは父の影響で3歳から乗っていました。
なので、私のスキー歴は20年になります。年数だけはベテランの域ですね。笑
アルペンスキーとスキージャンプの滑り方ではスキー板の滑らせ方が違うため、アルペンスキーをしてもジャンプの技術に直結しないと考えていました。なぜそう思っていたのかというと、アルペンスキーは左右の移動に対し、スキージャンプは縦の移動のため、道具や、スキーの上での動きが異なります。そのため、必要な筋肉、技術が違うと考えていました。
その考えが変わったのが、去年の4月に残雪トレーニングとして、妹とスキーを滑りに行ったことがきっかけです。
妹が基礎スキーのバッチテストを受けるとのことで、妹の送り迎えを兼ねて一緒に滑っていました。
滑るうちにスキーを楽に動かせるポジションは?スピードの出るポジションは?と試行錯誤をしました。その結果スキー板を扱う競技なのだから、スキージャンプにも応用できるのでは、という考えになりました。
しかし、雪の滑りとサマージャンプの人工芝での滑りは全く違うため、11月の雪上で滑るまで実践できませんでした。
アルペンスキーでの感覚をスキージャンプに落とし込むことができてきて、アプローチと空中でも板を”走らせる”ことができるようになってきました。
スキーを走らせるというのはスキー競技においてとても重要です。スキーの上にいるだけではスキーは滑ってくれません。下り坂などで助走をつけたらスキーは滑ります。しかしそれはスキーに乗っているのではなく、乗っかっているのです。
主導権がスキーにあるのか、人にあるのか、その違いがスキージャンプではとても大きな飛距離の差に繋がってきます。
この主導権を得る感覚をアルペンスキーでは養うことができると考えています。