7月28日 ナニワの日にちなんで・・・
みなさまこんにちは!辻尾です。ついにパリオリンピックがスタートしましたね!
開会式の前から競技が始まっていたアーチェリーでは、女子個人競技で694点という世界新記録が誕生しました。
70m先の的に72本すべてが10点に命中すると720点満点という競技。
世界レベルの舞台では10点を射ち続ける能力がある選手ばかりであることは当然なのですが、気象条件やメンタル状況など様々な要因によって、普段通りの能力を出し切るということが一番難しいんだそうです。
それをオリンピックという大舞台で普段以上のパフォーマンスを発揮してワールドレコードを達成した韓国のイム・シヒョン選手はすごい!を通り越して、もはや異次元・・・と感じました。
リカーブという弓で690点オーバーの点数を叩き出すことの難しさは、自分がアーチェリーを経験したからこそ感じることができたんだなって思います。なんでも経験しておくとお得なことがあるもんですね^^
さて、今回はこの記事を投稿する7月28日(ナ・ニ・ワ)の日にちなんで、"大阪"について少し書いてみます。
大阪といえば、「くいだおれ」
大阪といえば、「くいだおれ」という言葉をよく聞かれるのではないでしょうか。
♪大阪に~は~う~まいもんが~いっぱいあるんやでぇ~♪という歌があるように、大阪には美味しいものがたくさんあります・・・と言いたいのですが、生粋の大阪人である私がササっと思いつくものは以下のものしかありません・・。
・お好み焼き
・たこ焼き
・ねぎ焼き
・いか焼き
・豚まん
・串カツ
どれもこれも粉モン(小麦粉でできた料理のこと)ばかり・・・。串カツは中身が野菜や肉の場合もありますが、基本衣とウスターソースのハーモニーを楽しむものなので、粉モンだと思われます。豚まんも中身の餡に豚肉と玉ねぎが入っていますが、外側のフカフカまんじゅう部分との相性が良いということなのでこれも粉モンに分類。これだけを見るとどれも粉モンやん!となるので、美味しいものがいっぱいある!!と胸を張って言ってもいいのかと少し不安になったりします。
よくよく他の大阪人に聞いてみると、てっちり、どて焼き、泉州水ナス、他にもいっぱいあるで!!と言われそうですが、基本的には小麦粉でできたものを大阪人は好むようです・・・。
そこで一つ、あまり聞いたことは無いであろう大阪のソウルフードをご紹介いたしましょう!
それはっっっ
★うどん餃子★
通常の餃子のタネに茹でたうどんをぶつ切りにして入れて焼いた料理です。餃子の皮の代わりにうどんを入れることで少し変わった食感を楽しむことができる逸品。これは大阪北部の高槻市というところが発祥らしく、近くに住んだことはあるのですがまったく知らなかった食べ物なんです。実際作ってみると、食べたことがある餃子の味のはずなのに、モチモチとしていて不思議な感じ。普通の餃子よりも満腹になるのが早いんですが、次から次へといくらでも食べることができてしまう不思議な食べ物。ぜひ一度"うどん餃子"のレシピを検索して作ってみてくださいね!
うどんて、小麦粉・・・結局粉モンやん!とどこかからツッコミが入りそうですが(笑)。
そして最後に大阪といって連想する場所は??
・ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)
・万博記念公園 太陽の塔
・大阪城
・通天閣
・海遊館
・道頓堀
おそらくネット検索すると上記のような場所が有名な観光地として出てくると思いますが、もはやここら辺は観光名所過ぎてどこも観光客でいっぱいなのです。唯一北摂にある万博記念公園は大阪市内から少し離れているため、よほど行きたいという希望が無いと行かないところかもしれません。しかしながら来年2025年には再び大阪で万国博覧会が行われる予定ですから、万博跡を訪れて50年前世界各国のパビリオンに日本中がワクワクした時代に想いを馳せてみるのも良いかもしれません。
たくさん観光地がある大阪ですが、なんと!!日本で25ケ所(2024年1月現在)しかない世界遺産のひとつがあるんです。
非常に最近の話題で、2024年7月27日、佐渡金山が世界遺産登録されることになったと報道されました。1997年から世界遺産登録に向けた運動が始まり、実に27年の年月をかけてようやく登録がかなったそうです。
実は大阪には、
★「百舌鳥・古市古墳群」★
という世界遺産があります。こちらも14年の歳月をかけて2019年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
大阪南部の堺市には、社会の教科書で一度は見たことがある前方後円墳や円墳があちこちに点在していますが、実際上空から見なければ古墳であるかどうかが認識できません・・・。
ヘリコプターの遊覧飛行で見る・・・という手もあるのですがなかなかハードルが高いですね。
そこで個人的なオススメは、南海電鉄 堺東駅から徒歩3分の場所にある、堺市役所21階展望ロビーから見る、ことです。ビルが立ち並ぶ中に、鍵穴の形をした緑豊かな古墳があちこちに見える風景はここだけで味わえる貴重な瞬間です。
全貌がわからなくても雰囲気を感じて古墳の勉強もしたい!ということであれば、仁徳天皇陵がある大仙公園がオススメ。特に、春に満開となった約400本の桜が咲き誇る光景はとても幻想的。歴史と文化と自然を一度に堪能することができる、とてもぜいたくな公園なんですよ。
さてここまでナニワという言葉にちなんで、大阪について連想するものについて書いてきました。出身地であり今なお住んでいる地域であっても、なにかきっかけが無いと自分の故郷について客観的に見る機会はなかなか無いものだなと思いました。
日々の練習の中で、ついつい主観的になって進化したことに気づけず、できないことにばかり目を向けて低評価ばかりしてしまうことの方が多い私・・・。
また違う角度から自分を見つめてみると、新たな発見を得られるかもしれない!!という期待を胸に日々の練習に励んでいきたいと思います。