だれでも射撃できる!ビームライフルってご存じですか?
みなさまこんにちは、辻尾です。熱い闘いが繰り広げられているパリオリンピックも残り約1週間。
「無課金おじさん」や「カッコ良すぎる」などでエアピストル選手が注目され、普段なかなか話題に上ることが無い射撃競技が世間の話題となったことに、驚きとうれしさが溢れています。
日本国内でエアピストルやエアライフルなど銃を所持するためには銃刀法における所持許可を得なければならず、許可を得るにも様々な要件をクリアしなくてはいけないことから、興味を持っても始めることがなかなか難しい競技なんですよね。
そんな銃規制の厳しい日本でもライフルやピストルで的を撃つことができるものがあるんです!!
その名も・・・
ビームライフル です。
見た目はライフル銃そのもの。実弾の代わりに銃口から光線を発射し、的にあたった点数が表示器に表示される仕組みになっています
ビームライフルで立射をやってみました。銃自体の重さは約4.5~5kg、ずっと構えていると銃の重みをひしひしと感じます。10m先に設置された電子的の黒い点のど真ん中を狙い、10点にあたると的上部にある王冠の形をした部分が赤くピカピカ点滅し、射手のテンションをあげてくれる仕組みになっています。
表示器に点数と的のどの部分に光線があたったのかが表示され、10.9点の中心から12時の方向に少しズレていることがわかります。
そしてオリンピックで何かと話題になったエアピストルの感覚を楽しめる、
ビームピストル もあります。
重量は約1kgで全長やグリップの形状もエアピストルによく似ており、銃口から赤外線レーザー光線が発射される仕組みです。
ピストルは片手で保持して10m先にある直径1.15cmの10点圏を狙うんですけれど、これが本当に難しい!!
いつも両腕で支えているライフルが重いと感じることは一度も無いのですが、ピストルは構えているうちにだんだんと重みが腕全体に広がって、動きを止めようと思えば思うほどユラユラ揺れ始めるんです。
恰好だけ韓国のピストル選手を真似てみましたが、私にもイーロン・マスクから映画のオファーが来るでしょうか・・・w。
ビームピストルでは、パソコンの画面でこのように点数と的中孔が表示されます。かなり必死に練習してみましたがなかなか10点は当たってくれません・・・。本当に難しい競技なのだと実感してきました。
今回ご紹介したビームライフルやビームピストルは銃砲の所持許可を必要としないため、子どもからお年を召した方まで様々な年代で楽しむことができます。
ぜひお近くでビームライフルが体験できるところを探してみてくださいね!