2024/09/06 21:55
投げの形とは 腰技編
今回は、腰技について解説します。
腰技は、浮き腰、釣り込み腰、払い腰です。
〜浮き腰〜
浮き腰は、受が振りかぶってきたところを取は手を交わしながら腰に手を回し、相手の勢いを利用して投げる技です。
タイミングや勢いを止めずに投げることが難しく、投げる方向などを工夫して練習しました。
〜釣り込み腰〜
釣り込み腰は、受けが歩み寄ってきたところを深くしゃがみ込み腰にのせなげるわざです。
取りの釣り手をまっすぐにしたまま、深くしゃがむこと、受が剛体(体幹を決め、体をまっすぐにすること)がポイントです。
受取どちらも目線が下がってしまいがちなので、受の受け身も跳ねがちなのでそこも気をつけています。
〜払い腰〜
払い腰は、受が歩み寄ってきたところを引き出し、足を跳ね上げるような形でなげる技です。柔道競技のいわゆる払い腰のように、腰を切り投げるのではなく、脚を跳ね上げることがポイントです。
私たちがもっとも苦手な技です。払い腰を改善することが点数を上げることに直結します。
払い腰は投げの形でも、難易度が高い技であり、形の出来が顕著にでます。
世界選手権までに払い腰を上手にすることが課題です。
腰技は、形の実力の差が出やすいです。苦手な技を練習し、払い腰で大幅に点数を引かれないように努力します。
次回は、足技編です。