ワールドカップ振り返り④

お疲れ様です!
今回は大会最終日の様子と全体の振り返りをしたいと思います。
最終日の朝は快晴で気温も高く、ダウンを着て凍えていた前半戦とは真逆の陽気でした。
風向きも逆で、南西からの強風でのレースになりました。
4日目までを振り返って、スタートは良かったものの、スピードやコーナリングで突き抜けられずもどかしさを感じていたので、最終日はそこにフォーカスして臨みました。

結果として、順位は26位とあまり良くなかったのですが、スピード面では昨年の日本ランキング1位の選手と互角に勝負できる場面が多くあり、コーナリングもかなり攻めた動きができていたと思います。

ただ、1つ反省すべきだと思ったのは、最終日だけ吹いた南西の風を事前に乗り込んでいなかったことです。そもそもこの時期に南西の風が当たるのは珍しいのですが、それも見越して夏くらいからある程度の経験値を貯めておく必要がありました。風の向きが変わるだけで、セイルに当てた時の感じ方も波の立ち方も変わるので、来年は夏の時期からこの大会を見据えた準備をしようと思いました。
そして、全体の振り返りですが、今年は昨年と比べてすごくいい内容にできたと思います!
昨年は道具や体格などその場で解決不可能なことばかり目についてしまって素直に課題と向き合うことができず、あまり収穫を増やせない大会にしてしまいました。しかし、今年はすぐできないこととすぐできることの線引きをしっかりして、今すぐできることを最大限にやる姿勢を持ち続けられたのが良かったと思います。
何より、それが応援してくださる仲間の皆さんに伝わったのが嬉しかったです。
改めてスポーツ選手は観客と一体であるべきなんだなと学ぶことのできた5日間となりました。
これからもこの姿勢は変わらず、できることをしっかりやって、観客の心を掴む選手になりたいと思います!











