Hakuba Happo Super Vertical Race2025
ページをご覧いただきありがとうございます。後閑梓正(ごかんあずま)です。
既にフリサケでのプロジェクトは終了していますが、僕のプロジェクトで目標に掲げていたHakuba Happo Super Vertical Race2025に出場して来ましたので活動報告をさせていただきます。
まず、大会報告に入る前に今大会はクラウドファンディングを通じてご支援いただいた支援金の中から板とビンディングを購入させて頂き、その板とビンディングを使って大会に出場してきました。
改めまして、ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

4km/1000mD+ 01:07:14 6th place (U20)

昨年初出場したHakuba Happo Super Vertical Race 2024は雪不足のため2.7 km/780mD+という内容のコースに短縮されましたが今年は雪が多く、4km/1000mD+(名木山スクール前~八方池山荘横)という大会本来のコースでのレースになりました。
世界の舞台で戦う事が夢の僕はその為に必要な「強化指定選手」になるために、目標はU20(20歳以下の部)で3位以内という事でしたが、結果は6位でした。素直にとても悔しいです。


レースは序盤からライバルである藤井くん、笹川くんについていくも、徐々に離されていきました。しかし僕にスキーモを始めるきっかけを与えて下さり、1年半の間トレーニングの面倒を見てくださった星野和昭さんが「あずまの方が練習してるんだから、前に行け」と声をかけて下さり、これを機に奮起し、兎平を超えた辺りからペースをあげ、ライバル2人との距離が詰まってきました。そして今大会の肝である最後の急斜面では急斜面なコースに気温の急低下により雪質はアイスバーン(氷のような)という技術と筋力勝負のタフなコースに苦戦し、追いついたライバル2人には再び離され、更には後ろから来た普段片品村でクロスカントリーをやっているサツキにも筋力勝負で負け、抜かされ、離されて行きました。何とか急斜面を登り切り、ラストスパートで最後の力を振り絞って10メートル程先に見えたサツキを抜こうと全力で走りましたが、追いつかず、あと数センチの差で負けました。ゴールした時は力尽きて崩れ落ち、悔しさで涙が出てきました。込み上げてくるものが多く、数十分間その場で座り込んでいました。それでも先にゴールしていた一緒にトレーニングしてきた仲間達が声をかけに来てくれました。特にナルミさんには悔しさで泣き崩れ固まっている僕に声をかけてくれ、防寒具を着せてくれるなどの温かいサポートをして下さり感謝しています。ありがとうございました。
今大会は今年の2月まで行っていたクラウドファンディングでも3位以内を目標に掲げていた大会なので誰よりもこの大会にかける思いは強い自信があったし、覚悟を持って取り組んだつもりでした。不安や緊張でレースの1か月程前から眠れない日々が続きました。そんな中で目標にしていた3位以内に入ることができず、クラウドファンディングで支援して頂いた方々や応援して頂いた方々、温かい応援のメッセージを頂いた方々、長い間トレーニングや私生活の面倒を見てくださった方々に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。また、レース後も温かい言葉を送って下さった方々、本当にありがとうございました。

しかし、昨年は2.7 km/780mD+という短縮されたコースでタイムが01:05:24だったのに対し今年は4km/1000mD+というコースでタイムが01:07:14でした。成長は間違いなくありました。去年の大会が終わってから、今大会までの夏と冬の厳しいトレーニングは無駄ではなかったんだと思えました。間違いなく今までの人生で1番厳しいトレーニング生活の1年でした(最高に楽しかったです)。
この厳しい1年間のトレーニングを通してもライバルも同じく努力をしているから結果では上回ることが出来ない、つまりもっともっとトレーニングに励みむ必要があるんだと感じました。結果は結果です。強い悔しさを感じ、落ち込みましたが気持ちは既に前を向いています。早くスキーモがしたいし、トレーニングをしたいです。もう1年、また1から(0からなのかもしれませんが)覚悟を持って全力でトレーニング生活を送り、来年この八方バーティカルで必ず3位以内に入ります。強くなって戻ってきます。
今大会出場にあたり、手厚くご指導、サポートしてくださった皆さん、応援や支援して下さる皆さん、大会運営や関係者の全ての皆様、本当にありがとうございました。

そして僕がスキーモと出会ってからずっと熱意を持ってご指導頂いた片品スキーモクラブの皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
改めまして、フリサケさん、フリサケを通じてクラウドファンディングにご支援、応援をして頂いた皆様、クラウドファンディングの活動をサポートしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。