JAPAN Ski Mountaineering Championship 2025 (SKIMO スプリント 日本選手権)
JAPAN Ski Mountaineering Championship 2025(SKIMO スプリント 日本選手権)
ユース男子(U18)3位

今シーズンのラストレースになるスプリントの日本選手権に出場しました。


まずは、日頃からお世話になっている片品スキーモクラブの皆さん、クラウドファンディングの支援者の皆さん、応援してくださる皆さん、家族に感謝しかありません。本当にありがとうございます。
無事に大会を開催してくださった大会関係者の皆様もありがとうございました。
いつも通り、レースの数日前から不安と緊張で眠れない日々が続きました。レース当日はなにも特別なことはなく、自分が1年間やってきたトレーニングの成果をなるべく引き出すようにウォーミングアップやレースプランの確認、イメトレなど、気持ちを落ち着かせる事に重きを置きました。
上位6人が決勝に進出することが出来る予選では緊張でトランジットのミスや、ずり落ちる事がありましたが、4位で予選を通過しました。

決勝では登りでもライバル選手達に離されることなく、トランジット、ツボ足でライバル選手達の前に出ることが出来ました。最後の登りでも自分の力を振り絞ることが出来て、2位で降り始めました。降りで後続の選手に距離を詰められ、ゴール直前で対戦相手の選手との接触により、転倒して、順位をひとつ落としました。最後の最後で順位を落としてしまい、本当に悔しいです。
先月行われたバーティカルの日本選手権で「3位以内に入り、強化指定選手になる」という目標を達成する事ができず本当に悔しい思いをしました。この悔しさがスプリントの日本選手権までのトレーニング、今大会の、なによりの原動力であり、モチベーションとなり、背中を押してくれました。
バーティカルの日本選手権が終わってから、「このシーズンをこんな悔しい結果だけで終わりたくない、終われない」と自分にプレッシャーをかけて、密かに毎日ノートに綴っていた「スプリントで強化指定選手になる」という言葉。自分の中で育ててきた想いが結果として結ばれて本当に嬉しいです。
ゴール直前での転倒などから、欲を言えば3位でも悔しさを感じました。この悔しさが全部、僕の成長に繋がると思っています。ですがやはり、ずっと目標にしていた「強化指定選手」になる事ができて本当に嬉しいです。

そして、本当にかっこよかった上田さん、遠藤さん、はるきさん、おめでとうございます。、練習を見て頂きありがとうございました!
1番の親友であると同時に1番のライバルでもある大志くん、本当におめでとう!これからも一緒に頑張ろう🔥

当日、現地でのサポートで大変お世話になった就美さん、本当にお世話になりました!ありがとうございました!!
なにより、僕にスキーモを始めるきっかけを下さり、僕をここまで導いてくれた和昭さん。僕の人生を大きく変えて頂きました!心から感謝しています。本当にありがとうございました!!

今回のレースを通して、自分がどれほど恵まれた環境にいるかを、改めて実感しました。
それが当たり前じゃないことに、ちゃんと気づける人間でいたいと思います。スキーモを始めてから、悔しさも喜びも、すべてが自分の力になっています。
これからもこの競技と真剣に向き合っていきたいです。
そして、ようやくスタートラインに立つことができました。この結果に満足せず、また次のシーズンに向けて一歩ずつ進んでいきます。
この1年、いろんな気持ちを経験できたことが、なによりの財産です。
改めて、たくさんの応援、サポートを本当にありがとうございました。
